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浦和できしめん

文化の日がちょうど水曜日の定休日でした。電車で東京に行くのも、休日の人出を思うと、少し遠慮しようと思ったりいたします。

 

「今日は何しよう?」「そうだ、自転車できしめんを食べに行こう!」と思い立ち、さいたま市南区辻にある、愛知家さんへ行きました。

小さい頃、東高砂町(現在の浦和パルコの裏)に住んでいました。その頃、祖母がよく近所にあった、名古屋うどんさんと言う蕎麦屋さんから、きしめんの出前をとってくれました。名古屋出身のご夫婦が営んでいたそのお店のきしめんが美味しく、子供ながらによく覚えています。だからでしょうか、きしめんが無性に食べたくなる時があります。

 

昨年の緊急事態宣言があけた後、「この辺できしめんのお店ないかな?」とインターネットで探しました。そうしたら、愛知家さんを発見しました。

ぜったい行かなきゃ!と思い、昨年の夏前に行きました、この時は名古屋めしのセットを注文し、あまりの品数とその量に、満腹すぎるほどお腹いっぱいになりました。

 

うちのすぐそばに、レンタル自転車のステーションができたので、早速借りて出発です!「確か京浜東北線の第3ガードをくぐって、そのまま真っ直ぐ行けば、辻のあたりで旧中山道に交差するはず」。思っていたのとピッタリです。辻までは40分弱で着きました。時間は11時35分。私が1番目の客でした。ですが5分も立たないうちに満席です。何組かのお客様をお断りしているので、人気店なのがよく分かります。

今回はセットをやめてきしめんだけと思っていましたが、こんにゃくの味噌おでんも注文。名古屋の八丁味噌が甘くて、本当に美味しい。

 

味噌おでんもオススメです

それで、きしめん。あっさりのお汁がとても美味しく、自家製の麺とよく合います。油揚もくなく出汁が良くしみていて、とても美味しかったです。上に乗せられた鰹節がとても良い風味を与えてくれます。

 

愛知家さんのきしめん。手羽先揚げは、初めてのお客様なので、サービスです。と、いただきました。

実は2回目なんだけどな・・・。と思いつつ、言えませんでした。ごめんなさい。

お腹もいっぱいになり、旧中山道を蕨方面に向かいます。途中、古い建物が残り、とても好きな風景です。

見沼代用水の西縁も細くなり、それでも自然な感じが少しだけ残っているようです。

 

街道に残る旧家の佇まい

古い旧家が現われ、かつて蕨宿と呼ばれた町に入ります。数件の旧家が残り、蕨をはじめ、現在も南浦和近辺や戸田にも管理する子院(かつての寺領と思われます)を有する、三学院をはじめ、蕨城跡や和楽備神社(わらびじんじゃ)があり、歴史を感じます。まるで観光地。

 

三学院の山門。五重塔もあり、厳かな雰囲気です。

 

三学院の地蔵尊

 

和楽備神社(わらびじんじゃ)11月3日の祭日なので、七五三のお参りが多かったです。

小さな川越と行った雰囲気です。旧中山道を進むと、古い町並みも楽しめますが、今回は蕨駅の東口に出ようと思うので、駅に向かいます。

 

今では材木屋さんも珍しくなりました。

商店街には古い材木屋さんや呉服屋さん、下駄屋さんなどがあり、昭和にタイムスリップした雰囲気です。通りには、アニメのノボリが立てられ、きっと何かのアニメで蕨が取り上げられたのでしょうね。

 

駅前から商店街を、アニメののぼりが立てられています。

そして、埼玉のスター、星野源ちゃん(ちゃん付けですみません)が通った、蕨駅西口のルーパン。祭日のせいか、13時過ぎでしたが、外までお客さんが並んでいました。

 

るーぱんさん

小さい時に1度だけ従兄弟達と行きました。

何十年前だろう・・・

住宅街には遣り水を配した公園などがあり、静かでとても住みやすそうな環境だと思いました。

 

遣り水を配した公園。静かな住宅街です

東口は西口とは全く違う雰囲気です。陸橋を渡ってすぐの商店街から南浦和に向かおうとすると、途中何やら気になる看板が。「一生に1度は食べてほしい高級食パン専門店一期一会」

いったんはそのまま過ぎていきましたが、焼いている臭いが気になったので戻って買いました。このあと、友達のマッサージ屋さんに行くので、そちらの分も。

続きはまた書きますね。

 

浦和で名古屋めし 愛知家さんHP

 

成人式発祥の地 蕨城趾公園HP