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100年の大都会のオアシス

 先日、秋の風が心地よく、明治神宮に行って参りました。今年の初詣以来です。「ずいぶん、変わってキレイになったなぁ!」新しく変わった原宿駅に初めて降ります。前の狭い改札口から、広々とした駅舎に変わり、楽になりました。ホームを上がり、改札に進む通路から、今までは見られる事が無かった反対側や、色々な角度から古い駅舎が見られて、感動いたします。

 

 

新しい駅舎から古い駅舎が見えます。

しかも、明治神宮の鳥居の脇に改札が出来て、とても便利になりました。駅舎も周りの自然に合った雰囲気に造られています。

 

 

新しい旗宿の出口。

山手線の線路上に掛かる、参宮橋を渡らなくても、明治神宮の入り口まで行けます。

 

 大きな鳥居をくぐると木々の緑が美しく、枝からこぼれる陽の光が葉っぱを照らし、緑のコントラストが本当にキレイです。ここだけは都内にあって空気が新鮮と思います。

 

有名なお話ですが、ここが人工の森なのです。学生時代にインテリアの勉強をしていましたが、当時先生から「明治神宮の杜は、人工的に設計された杜です」。と聞いて「杜を設計するなんて信じられない」。と思いました。

 

 

左右の杜に癒やされます。

きっと多くの生物も暮らすのでしょうね。

 途中、石の橋の下にはご神苑の池から流れる小川が、山間に入ったようで、「魚とかいないかな?」とついつい覗いて見てしまいます。

 今年はご鎮座(ご創建)100年の年で、二ノ鳥居からのい参道に、パネルでその歴史が展示されていて、なかなか見応えがあります。ご創建には色々な方々が関わりましたが、中でも埼玉の大偉人で日本近代国家の父と呼ばれている、渋沢栄一の写真も大きく展示されています。当時、ご創建にもご尽力を尽くされたそうですが、その後は明治神宮崇敬会の副総裁を勤められたそうです。

 参道を進むと、手や口を清める手水舎は新型コロナウイルス対策で使用出来ず、手前に竹筒から落ちる水で手を洗います。

門をくぐり拝殿に進むと、清々しい雰囲気でお参りできました。今年は外国人観光客がいないでいか、本当に静かで、「そう言えば、10年くらい前はこんな静かな雰囲気だったよな」。と思いました。屋根も新しい銅板が葺かれとても新鮮です。ご本殿の修復も整い、もとの御殿の姿となりました。

 今年のみの限定で、ご鎮座100年の記念のご朱印帳を頒布されているとの事で、早速賜りました。優しいいろの紫色で、御苑の花菖蒲の色だそうです。

拝殿を後にし、門の外に進むと、かわいらしいボンボリがともされ、その下にお願い事の短冊が下がっています。

 

私も、早く、新型コロナウイルスが鎮静して世の中が元に戻るようにお願いをしました。

香しい桧の短冊に願い事を書き、短冊を本体から切り離すと、本体は御朱印になります。

家に帰り、早速頂いたご朱印帳に貼りました。

時間は12時すぎ。境内のレストラン「よよぎ」へ。「何食べようかな~?」。色々迷いましたが、栗ご飯と天ぷらが付いた、秋の味覚御前にいたしました。お料理を見て、「これは絶対にビールでしょう!!」

お昼ですがとても良い気分だったので、ビールも注文。「あ~、おいしい!」ゴクンと喉を潤してくれます。

「栗ご飯なんて何年ぶりだろう?」家ではなかなか栗ご飯を作らなくなりました、久しぶりの栗ご飯は、とても美味しかったです。

 

「きっと浦和の近郊でも、これだけ大きな規模の森は見られないだろうな・・・」。そんな事を考えました。

 明日の11月1日にはご鎮座100年記念の祭典が行われるそうです。11月下旬からは紅葉も美しい事でしょう。都心で紅葉狩りも良いですね。

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